「今日も120%本気で人生を生きるために」。
おはようございます、しのです。
120%本気で人生を生きるために役立つことを今日もお伝えしていきます。
今回は、
「人生本気で生きるなら、本気で休もう!『本物の休み』とは?」
というテーマでお話ししていきます。
土日にしっかり休んでいるはずなのに、なぜか疲れが取れない…
どうしてずっと疲れているんだろう…
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
巷にはたくさんのリラックス法が紹介されています。
しかし、そもそも「本物の休み」を知らなければ、どれだけ休みを長く取っても身体を休められていないのです。
そこで今回は、
- 本当の休みを取るとは何か
- 「本物の休み」を取るために重要な思考
を学び、あなたの体を今度こそ休められるようにしていきましょう!
『心療内科医が教える本当の休み方』(鈴木 裕介 著)の内容を参考にお話ししていきます。
そもそも「本当の」休みを取るとは何か
本当の意味での「休みを取る」とは一体何なのでしょうか。
土日に家でダラダラ過ごすことでも、仕事終わりに仕事を忘れるぐらいYouTubeを見ることでもありません。
著者で心療内科医の鈴木さんは、本当の意味での休みを取ることを以下のように定義しています。
「自らの『身体のニーズ』を把握し、それに応えることで自分自身とのつながりを取り戻し、心身が安全・安心を感じられる状態にすること」
『心療内科医が教える本当の休み方』
ここで大事になってくるのが、「身体のニーズ」です。
私たちはつい、頭で考えて休みを取ってしまいます。
「仕事で疲れたから、奮発して焼肉でも行っちゃおう!」
この休みは、頭で考えた休みです。
頭で考えた休みを取っていて、それが身体の求める休みではない場合、無駄な時間になってしまいます。
では、身体の求める休みを理解にはどのようにしていけば良いか、次の章から説明していきます。
身体が求める休みを把握する方法
身体が求める休みを把握するために知っておきたい、重要な考え方があります。
それは、身体にとってのベストコンディションとは何かということです。
ここがわかっていないと、「本物の休み」を取ることは難しくなってきます。
著者の鈴木さんは、身体のベストコンディションを以下のように説明しています。
「周りの変化に合わせ、適度なゆらぎをもってしなやかに自らの状態を変え、一定の振れ幅の中で行ったり来たりを繰り返すこと」
『心療内科医が教える本当の休み方』
身体の健康を語る上で、「ゆらぎ」がキーワードになります。
ゆらぎという言葉は一見するとマイナスにも捉えられてしまいそうですが、むしろプラスです。
なぜなら、日常生活の中で起きるさまざまなことに対して、交感神経をと副交感神経を使いわけて対応することが必要だからです。
例えば、緊張する場面では交感神経を高めて集中し、その後家に帰ったら、リラックスできるよう副交感神経を優位にする。
このように、人間はゆらぎを上手に活用しながら、目の前の出来事に適応し過ごしていくのです。
身体にとってのベストコンディションとは何かがわかれば、自ずと身体が求める休みを理解することができます。
『心療内科医が教える本当の休み方』では、以下のように説明されています。
「交感神経と副交感神経の健全なゆらぎが失われ、身体が交感神経側に入ったまま戻ってこられなくなったことこそが、現代人のストレス、慢性的な疲れの主な原因である。よって、ストレスや疲れを取るには、副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせるような休み方をする必要がある。」
『心療内科医が教える本当の休み方』
交感神経から戻ってこられなくなったときに、副交感神経を優位にする休み方をすること。
このことこそが、身体が本当に求めている「本物の休み」です。
ここでは、身体が求める休みを知る方法をご紹介します。
- 頭から足先まで、身体の内側に意識を向ける
- 緊張していたり違和感を感じたりする部分に対して、ねぎらいの言葉をかける
たったの2ステップで、身体が発している声に耳を傾けることができます。
現代は、私たちの外側にたくさんの刺激があるため、なかなか自分の身体の内側に意識を向けることができていません。
それにより、身体が求めている休みをキャッチできなくなっているのです。
時間を取り、身体の内側をスキャンする癖をつける。
このことこそが、本物の休みを取るための本質的な部分であり、皆が身につけておきたいアクションです。
本物の休みを取る方法Top1
当書には、本物の休みの取り方についていくつか紹介されていますが、ここではしの的に重要だと感じた方法を1つご紹介します。
それは、
「ゆっくり」を生活に取り入れる
ことです。
現代は、とにかくスピードが速いです。
SNSに投稿したらすぐリアクションが返ってくる。
Googleで検索をかけたらすぐ結果が返ってくる。
Amazonで商品を頼んだら、最短で明日届く。
この状態に慣れてしまった私たちは、「ゆっくり」は悪だという思考を無意識のうちに植え付けてしまいます。
テクノロジーは急速に発展しても、人類はそこまで進化していません。
人間には「ゆっくり」が欠かせないのはそのためです。
「ゆっくり」の時間を意識的に取ることで、交感神経優位の状態から副交感神経側に傾かせ、身体を休めることができます。
例えば、朝30分だけ早く起きて、ゆったりまったりコーヒータイムを確保する。
お風呂の際、キャンドルを灯しながら湯船に浸かる。
今の生活を少しだけ工夫することで、本物の休みを取ることができます。
ぜひ意識してみてください!
今日から始めるアクションプラン
最後に、本物の休みを取るために、今日から始めるアクションプランをお伝えします。
それは、
「自分が好きな『ゆっくり』をルーティーンに組み込む」
ことです。
身体に本物の休みを与えるには、「ゆっくり」の習慣化が欠かせません。
好きなことを今あるルーティーンに取り入れることで、ハードルを限りなく低くし、しっかり癖づけていきましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
今日も120%本気で生きていきましょう!
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